読者から／編集部から〜免震偽装で失われた安心 ほか
日経アーキテクチュア 第1049号 2015.6.10
| 掲載誌 | 日経アーキテクチュア 第1049号（2015.6.10） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全559字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1419kb） |
| 雑誌掲載位置 | 98ページ目 |
本誌４月１０日号特集「免震偽装」は、自身が構造設計者なので興味深く読んだ。 一連の報道では安全と安心が混同される論調もあるが、これらは本来同じものではないはずだ。安全が性能に基づくものであるのに対し、安心は建物利用者の心理に基づくものではなかろうか。 建築基準法を満足しただけの建物より、免震建物のほうが安全だと考える構造設計者も少なくない。今回の事件で大きく失われたのは安全ではなく安心だと思う。…
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