先読みコスト＆プライス　２０１５年５月期〜選別受注で高値は続く
日経アーキテクチュア　第1048号　2015.5.25

２０１５年に入っても着工床面積の減少が続く。だが、３月に住宅着工戸数が微増し、回復の兆しも見えてきた。建設会社の手持ち工事量の増加が２〜３年続き、プライス高値は今後も続くと佐藤隆良氏は予想する。（本誌）　国土交通省が４月に発表した建築着工統計によると、２０１５年１月〜３月の全建築物の着工床面積は前年同期比で９．７％減となった。内訳は、民間住宅が同８．６％減、民間非住宅が同８．２％減、公共建築が同２…