特集 時代を突き抜けた「闘士」の遺訓〜１９４５−２０１４ 建築史家・東京大学名誉教授・青山学院大学教授 鈴木博之
日経アーキテクチュア 第1029号 2014.8.10
| 掲載誌 | 日経アーキテクチュア 第1029号（2014.8.10） |
|---|---|
| ページ数 | 6ページ （全5189字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （4093kb） |
| 雑誌掲載位置 | 34〜39ページ目 |
他人に任せず、常に自らの足で稼いだ情報を持ってくる。研究者でありながらあれほど遂行能力の高い人をほかに知らない─田中眞紀子元文部科学大臣西洋建築史家の鈴木博之は、国内の近代建築の保存にも大きな足跡を残した。敵をつくることもいとわず、保存運動の前線に立って強い姿勢で発言する。理論的支柱、豪腕の交渉者として、多くの運動をけん引した。 「自分の力は言葉にあることを自覚していた。議論では、相手の理論を別の…
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