山梨知彦の名建築解読〜第6回 消える軸線で 「つくらずにつくる」
日経アーキテクチュア 第979号 2012.7.10
掲載誌 | 日経アーキテクチュア 第979号(2012.7.10) |
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ページ数 | 3ページ (全2456字) |
形式 | PDFファイル形式 (2791kb) |
雑誌掲載位置 | 71〜73ページ目 |
着目点巨匠、丹下健三氏の最初の実作「広島ピースセンター」。陳列館(資料館)から原爆ドームへとまっすぐに伸びる「軸線」を思い浮かべる人が多いだろう。ところが現地に行ってみると、この軸線は原爆ドームには達していない。丹下氏は、原爆ドームそれ自体には手を付けず、公園内をつくり込むことで、原爆ドームの存在意義を「つくらずしてつくり出した」のだ。 広島のピースセンター(広島平和記念公園)は1949年、コンペ…
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