法務の潮流〜所有者に石綿被害の責任
日経アーキテクチュア 第936号 2010.10.11
| 掲載誌 | 日経アーキテクチュア 第936号（2010.10.11） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2296字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （268kb） |
| 雑誌掲載位置 | 84〜85ページ目 |
アスベストによる健康被害の責任に対する考え方が変わり始めた。２０１０年には、被害者が勤務していた企業以外に、国に責任を認める初の判決も出た。こうした動きの布石となった判例を紹介する。（本誌）杉山真一（弁護士） 大阪地裁は２０１０年５月１９日、初めて国にアスベスト被害の責任を認める判決を下し、注目を集めた。裁判所は、アスベストによる健康被害を認識しながら、国が必要な対策を講じなかったために被害が拡大…
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