特集　「エコ」で始まるプラン革新〜ＣＡＳＥ３　山形エコハウス
日経アーキテクチュア　第927号　2010.6.14

　「断熱性能と気密性能を上げれば、日本でもＣＯ２を排出しないカーボンニュートラルな住宅が十分可能なことが分かった」。山形エコハウスの設計でアドバイザーを務めた、東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科教授の竹内昌義氏は、同ハウスの意義をこのように説明する。　同ハウスは、環境省の「２１世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」として、山形県が建築したモデル住宅だ。山形スギなど地元の木材を利用。…