特集　改正建基法の呪縛〜法の呪縛は解けるか
日経アーキテクチュア　第878号　2008.7.14

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第878号（2008.7.14）
ページ数	4ページ　（全4568字）
形式	PDFファイル形式　（797kb）
雑誌掲載位置	30〜33ページ目

改正建築基準法の施行から１年たっても、建築実務者が置かれる苦境の出口は見えない。安全確保の論理が先行した規制強化は、実務とのかい離が露呈し、禍根を残しかねない。制度疲労を起こしている建基法を見直す時期に来ている。法の呪縛を解いて自由を取り戻すカギは、建築界の自己規律と自助努力にある。　「改正建築基準法は使い物にならない。運用の緩和を求める声が高まれば、国土交通省は小出しに応じ、法律自体は何も変えな…