巨匠の残像 [第2回│内井昭蔵]〜「人間性」を貫いた正統派後年は装飾の復権に挑む
日経アーキテクチュア 第799号 2005.6.27
掲載誌 | 日経アーキテクチュア 第799号(2005.6.27) |
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ページ数 | 6ページ (全5606字) |
形式 | PDFファイル形式 (3650kb) |
雑誌掲載位置 | 88〜93ページ目 |
祖父の時代から続く建築家の家系に育ったが、気さくな人柄で誰からも慕われた。建築活動では一貫して「人間性」を追い続け、独自の装飾的な作風に到達した。一方で、その真摯な姿勢ゆえに、本質を見落とした表層的な建築潮流には警鐘を鳴らし続けた。 内井昭蔵の作風は、約35年にわたった設計活動の初期と後期とで大きな変遷を見せる。独立後まもなく日本建築学会賞を受賞した「桜台コートビレジ」(1970年)と、後期の代表…
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