ＣＬＯＳＥ　ＵＰ　建築　中国木材名古屋事業所〜小断面材を吊り橋形式で組んで大屋根に
日経アーキテクチュア　第765号　2004.3.8

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第765号（2004.3.8）
ページ数	6ページ　（全4067字）
形式	PDFファイル形式　（628kb）
雑誌掲載位置	22〜27ページ目

木造の大屋根が柔らかい弧を描いている。名古屋港に面した湾岸埋め立て造成地という風景の中にあって、人目を引きつけるのに十分な形態だ。　木材の製造販売会社の事務所とショールームを兼ねた建物で、設計者は公開コンペで選ばれた。発注者の主要商品である小断面のベイマツの集成材や乾燥材などを使い、新しい木構造と構法を開発して木造２階建て、延べ面積約１２００ｍ２の建物をつくるというのが設計条件だった。これまで住宅…