特集　バブル建築の後遺症〜本格建築の追求が裏目に
日経アーキテクチュア　第749号　2003.7.21

１９８０年代末から９０年代初めにかけての、いわゆるバブル期に建てられた建築が今、岐路に立たされている。ここまでで紹介した建物以外でも、ユニークな屋内スキー施設として話題を呼んだ「ららぽーとスキードーム“ザウス”」が昨年、閉館。また、「ハウステンボス」の経営が今年になって破たんした。果たして何が問題だったのか。プラス評価すべき点はなかったのか。バブル建築が抱える問題を総括する。　今の大学生に、８０年…