ＣＬＯＳＥ　ＵＰ　建築　公立刈田綜合病院〜患者の視点に立った明快な施設構成
日経アーキテクチュア　第721号　2002.6.24

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第721号（2002.6.24）
ページ数	7ページ　（全3825字）
形式	PDFファイル形式　（380kb）
雑誌掲載位置	30〜36ページ目

ガラス張りの巨大な空間の中に４つの箱が横一列に並ぶ。外来の診療科目を４ブロックに分け，来診者が一目で行き先を見つけられるようにしたものだ。宮城県白石市郊外の丘陵地に，この５月にオープンした公立刈田綜合病院で設計者が目指したのは，「患者にとって分かりやすい空間構成」だ。　設計は芦原太郎建築事務所とアーキテクチャーワークショップ，堀池秀人アトリエの３者で構成したアーキテクツ・コラボレーティブ。「３者が…