トピックス　消えゆく２０世紀の建築〜「残し方」の多様性を考えよう
日経アーキテクチュア　第682号　2000.12.25

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第682号（2000.12.25）
ページ数	1ページ　（全1345字）
形式	PDFファイル形式　（24kb）
雑誌掲載位置	103ページ目

　スクラップ・アンド・ビルドからストックの時代へ──。そんなスローガンがしばしば聞かれる昨今だが，本当のところ，２１世紀は「ストックの時代」となるのだろうか。調査を進めていて，そんな不安を覚えた。　右のグラフは記事中で紹介した建物の解体の理由を分類・集計したものだ。最も多いのは予想通り「耐久性への不安」だったが，小差で「集客力の低下」，「土地の有効利用」が続く。戦後に建設されたものに限って言えば，…