テクノロジー最前線〜インフラ設備の補強術
日経エコロジー　第168号　2013.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第168号（2013.6.1）
ページ数	3ページ　（全3574字）
形式	PDFファイル形式　（2741kb）
雑誌掲載位置	48〜50ページ目

巨大地震の発生が懸念される一方で、老朽化した建物やインフラが問題となっている。日本の国土を短期間、低コストで強化する方法として、「帯」が注目されている。（山田　久美・科学技術ジャーナリスト）　２０１２年１２月に発生した中央自動車道の笹子トンネル天井板崩落事故で、尊い人命が失われたことは記憶に新しい。トンネルや高速道路、橋まで、高度経済成長期に建設された大量のインフラをどう維持管理するかが日本の課題…