ワールドウオッチ研究所〜大規模・集約型農法のツケか　“消えるミツバチ”が農家を脅かす
日経エコロジー　第115号　2009.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第115号（2009.1.1）
ページ数	2ページ　（全2941字）
形式	PDFファイル形式　（363kb）
雑誌掲載位置	128〜129ページ目

サラ・デウェールト農作物の授粉に欠かせないミツバチが突然いなくなる現象が起きている。近代農法による農薬の利用や生態系破壊が原因と指摘されている。　米国をはじめ世界各地で、農作物の花の授粉用に飼育されているミツバチが姿を消す現象が２年ほど前から盛んに報じられるようになった。「ハチ群崩壊症候群（ＣＣＤ）」と呼ばれる現象だ。　ＣＣＤは当初から神秘的な現象だった。２００６年の秋から、空になったミツバチの巣…