ニッポンの「食」〜５０万戸の農家を再生させた直売所
日経エコロジー　第106号　2008.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第106号（2008.4.1）
ページ数	2ページ　（全2527字）
形式	PDFファイル形式　（501kb）
雑誌掲載位置	114〜115ページ目

文・写真結城登美雄　次々に引きおこされる食品の偽装事件。その信頼回復もままならぬというのに、こんどは殺虫剤入りの輸入冷凍餃子事件が発覚してしまった。日本の食卓を支えている基盤のもろさと危うさが内と外から露わになってしまった。なぜ日本の食はこれほどまでに外部に、そして海外に依存しなければならないのか。改めて食料自給率３９％の貧しい食の現在を思い知らされることになった。　食に対する不信と不安が日々に高…