ウソホント！？　環境の科学　エネルギー〜メタンハイドレートは使える資源なのか？
日経エコロジー　第92号　2007.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第92号（2007.2.1）
ページ数	3ページ　（全3638字）
形式	PDFファイル形式　（1670kb）
雑誌掲載位置	87〜89ページ目

　石油や天然ガスの可採年数は残り数十年といわれており、次世代エネルギーの開発が求められている。そんな中、注目を集めているのが「メタンハイドレート」だ。　メタンハイドレートは、水分子がいくつもつながったカゴ状の構造の中にメタン分子が閉じ込められた氷状の結晶である。火をつけると燃えることから、「燃える氷」とも呼ばれ、将来のエネルギー源として期待されている。　このメタンハイドレートのほとんどは海底に存在…