トレンド・アンド・ニュース 公害〜最高裁が水俣病の行政責任認める
日経エコロジー 第66号 2004.12.1
| 掲載誌 | 日経エコロジー 第66号（2004.12.1） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全673字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （98kb） |
| 雑誌掲載位置 | 15ページ目 |
文／大西孝弘・本誌 関西に移住した水俣病の未認定患者が、国と熊本県に損害賠償を求めていた「水俣病関西訴訟」で、最高裁第二小法廷は１０月１５日、国と熊本県の責任を認める判決を下した。 最高裁判決では「１９５９年末に国と県は、チッソ水俣工場が排出する有機水銀化合物が水俣病の原因であることを認識できた。国と県が６０年１月以降にチッソに対する排水規制を怠り、被害を拡大させたのは明らかだ」と、行政の不作為を…
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