特集１　建設業が日本を治す〜生態系が主役の十万原新都市開発　アザメの瀬で進む公共工事の革命
日経エコロジー　第47号　2003.5.1

「十万原新都市」開発は企画から設計・施工までのプロセスが新しい安全性や経済性だけでなく、自然再生を目的とする開発が注目を集めている。景観や生態系を分析し、設計・施工に反映させる高度な技術が必要になる。一方、河川改修などでは、地域住民と合意を形成するための知恵が不可欠だ。　地域の生態系や自然の景観を守り、再生するために、設計や工事の進め方をすべて見直す。これまでの土木工事の発想を覆すような自然再生型…