開拓者　アラコ会長・塩見正直氏〜「環境のトヨタ」を生んだ立役者　挑戦は燃料電池車からバイオマスに
日経エコロジー　第39号　2002.9.1

アラコの塩見会長は、トヨタ常務としてハイブリッド車や燃料電池車開発を指揮した。脱石油時代の自動車のあり方を模索し、モーター駆動の自動車に期待する。アラコでは、超小型電気自動車を立ち上げ、バイオマス活用による新素材にも取り組む。　トヨタ自動車の環境イメージの高さは群を抜く。　その背景には、ハイブリッド車や燃料電池車など、モーター駆動を取り入れた低公害車の開発力がある。　だが、９０年代初めまで、トヨタ…