リポート　安井至教授のエコミシュラン〜製造時の負荷はビールと同等　缶の比率が高い容器が弱点
日経エコロジー　第39号　2002.9.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第39号（2002.9.1）
ページ数	2ページ　（全2838字）
形式	PDFファイル形式　（67kb）
雑誌掲載位置	118〜119ページ目

　「ビール・発泡酒に占める発泡酒の割合が４割近くまで増えている。環境の観点から、どちらがよいか調べてみないかね」−−。　安井教授の一言で、調査員は発泡酒の分析に取りかかった。　ビール各社は従来から、生産に伴う環境負荷の低減に力を入れ、副生成物のリサイクルなどを進めてきた。発泡酒の拡大は、この体制の維持に影響を与えているのだろうか。発泡酒のウイークポイントは容器の構成比にあり　まず、製造時の環境負荷…