リポート　化学物質対策〜世界的な生産の最適化に向け加速　自動車各社の水系塗料対応
日経エコロジー　第23号　2001.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第23号（2001.5.1）
ページ数	3ページ　（全3451字）
形式	PDFファイル形式　（60kb）
雑誌掲載位置	40〜42ページ目

日本の自動車各社が、欧米の工場で先行させていた水系塗料への対応を国内でも本格化させる。投資コストがばく大なうえ、「環境面でマイナスもある」としていた消極姿勢を転換しつつある。ＰＲＴＲ制度の実施に加え、世界的な生産体制の変化が水系塗料への対応を迫っている。　２００１年３月、ホンダの鈴鹿製作所（三重県鈴鹿市）の新生産ラインがフル稼働に入った。　新ラインでは、有機溶剤を使った塗料の使用を減らし、水を溶剤…