ベンチャー＆テクノロジー〜バイオワン
日経バイオビジネス　第49号　2005.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第49号（2005.6.1）
ページ数	2ページ　（全2513字）
形式	PDFファイル形式　（335kb）
雑誌掲載位置	76〜77ページ目

　日本赤十字社は、献血者を選択したり、核酸増幅検査（ＮＡＴ）で献血血液中のウイルスの有無をチェックするなどの対策を講じているが、それでも輸血に伴うヒトエイズウイルス（ＨＩＶ）や肝炎ウイルス（ＨＢＶ、ＨＣＶ）などへの感染事故はなくならない。とりわけ問題は、高感度のＮＡＴでも、血液中に一定量以上のウイルス＊１がなければ検出できないこと。このため感染初期の感染者が献血した場合に、“検査のすり抜け”が起こ…