ＮＥＷＳ　ＳＣＡＮ〜食品の機能評価プロジェクト始まる　味の素、サントリーなど大手が参加
日経バイオビジネス　第22号　2003.3.1

　病気になる時、まだ症状が現れていない段階でも遺伝子やたんぱく質の発現パターンに変化が起こっている可能性がある。「病気を予防する」といわれる食品の効果を調べるために、そのような疾病の初期段階の目印、「バイオマーカー」が使えるのではないか。そんなテーマを掲げた研究プロジェクトが４月から動き出す。　発案者は大阪商工会議所。「再生医療などの分野と同様に、食品でも関連するバイオ産業を関西で盛り上げたい」と…