ＮＥＷＳ　ＳＣＡＮ〜ほかにもある狂牛病様の病気　原因線維を研究して治療法探せ
日経バイオビジネス　第8号　2002.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第8号（2002.1.1）
ページ数	1ページ　（全1566字）
形式	PDFファイル形式　（20kb）
雑誌掲載位置	27ページ目

　ＢＳＥ（ウシ海綿状脳症、いわゆる狂牛病）やクロイツフェルト・ヤコブ病の病原体は、異常化したプリオンたんぱく質という説が有力だ。プリオンたんぱく質自体はすべてのヒトが持っているものだ。しかし異常型プリオンの感染などによって、正常型プリオンの構造がらせん型からシート型に変化。構造変化を起こしたプリオン同士が重合して、たんぱく質分解酵素にも分解されない強固な塊が次第に脳内に沈着する。これがプリオン病発…