[特集論文−5]日本におけるガバナンス改革の「実質的」影響をめぐる実証分析 (伊藤邦雄 一橋大学大学院商学研究科特任教授・一橋大学CFO教育研究センター長/加賀谷哲之 一橋大学大学院商学研究科准教授/鈴木智大 亜細亜大学経営学部経営学科准教授/河内山拓磨 一橋大学大学院商学研究科講師)
一橋ビジネスレビュー 2017WIN 2017.12.7
掲載誌 | 一橋ビジネスレビュー 2017WIN(2017.12.7) |
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ページ数 | 17ページ (全16681字) |
形式 | PDFファイル形式 (2151kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜92頁目 |
1はじめに本論文では、コーポレートガバナンス改革が企業価値に与える「実質的」影響に焦点をあわせている。その背景には、以下の3つの潮流がある。第1に、日本で進展するコーポレートガバナンス改革が、「日本再興戦略」において国家の成長戦略の一部と位置付けられ、その実践に向けた取り組みが進展している点である。2013年6月に公表された日本再興戦略では、産業競争力強化を高めるため、株主等が企業経営者の前向きな…
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