〔アートな時間〕美術 没後110年 日本画の革命児 今村紫紅 駆け抜けた35年の生涯 「自由も、新も我にあり!」=石川健次
エコノミスト 第104巻 第15号 通巻4904号 2026.6.9
| 掲載誌 | エコノミスト 第104巻 第15号 通巻4904号(2026.6.9) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1154字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1325kb) |
| 雑誌掲載位置 | 96〜97頁目 |
近代の日本画が、「近代国家が保護育成した温室絵画であった」(古田亮『日本画とは何だったのか』)とすれば、明治時代末から大正初期に活躍した今村紫紅(1880〜1916年)は、居心地のいい温室を出て、ただ自身を頼みに描き続けた日本画家であっただろう。 紫紅は言った。「自由も、新も我にあり!」と。自分だけのまなざし、斬新な表現を求めた紫紅には、日本画は温室のなかで飼いならされ、同質化されているように映…
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