〔書評〕読書日記 小説、詩、俳句等交え 社会の隅で生きる人描く=楊逸
エコノミスト 第104巻 第9号 通巻4898号 2026.3.31
| 掲載誌 | エコノミスト 第104巻 第9号 通巻4898号(2026.3.31) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1431字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (255kb) |
| 雑誌掲載位置 | 59頁目 |
×月×日『昨日の肉は今日の豆』(皆川博子著、河出書房新社、3300円)を読む。 表題作は感染症の物語だ。「老耄(ろうもう)の宿六(やどろく)」が突然はやり出した豆化症にかかり、靴下を脱がせると「中には、踵(かかと)や甲の豆化(まめか)して自然に剥(は)がれ落ちた欠片(かけら)が少し溜まっている」という。先のコロナ禍をほうふつさせる一方、数十年も同じような生活を繰り返している私なども、ひょっとしたら…
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