〔書評〕歴史書の棚 食をめぐる暴力 組織的飢餓計画の恐怖=本村凌二
エコノミスト 第103巻 第30号 通巻4884号 2025.10.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第30号 通巻4884号(2025.10.28) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全938字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (286kb) |
| 雑誌掲載位置 | 54頁目 |
ローマ帝政期の風刺詩人ユウェナリスは、ため息をもらす。「かつて権力や勢威や軍事などに力を注いでいた市民たちも、今では萎縮して、たった二つのことばかりに気をもんでいる。パンとサーカスだけを」。この「パンとサーカス」とよばれる世相は、“ローマの平和”の時代を象徴するものと考えられている。 パンの意味するところは民衆への穀物の配給であり、サーカスとは民衆への見世物娯楽の提供である。だが「パンとサーカス…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全938字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。
〔書評〕話題の本 『夏蜜柑とソクラテス』ほか
〔書評〕読書日記 黒光りのイメージを青空の色に変える一冊=ブレイディみかこ
〔書評〕永江朗の出版業界事情 未来屋書店の決断で問われる客、書店、出版社
〔ワシントンDC〕WASHINGTON D.C. 「マスメディア信頼」は3割 共和支持層ではわずか8%=西田進一郎
〔中国視窓〕チャイナウオッチ 内陸部で開発、巨大な再エネ設備 クリーンエネルギー世界標準へ=田代秀敏


