
〔アートな時間〕映画 サブスタンス 大胆な発想とあっぱれな度胸 文明批評も血肉化されている=芝山幹郎
エコノミスト 第103巻 第14号 通巻4868号 2025.5.20
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第14号 通巻4868号(2025.5.20) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全1146字) |
形式 | PDFファイル形式 (953kb) |
雑誌掲載位置 | 108〜109頁目 |
怖い。おかしい。活気に溢れ、怒りに満ちている。 コラリー・ファルジャ監督の「サブスタンス」はめざましい映画だ。単なる修辞ではなく、見ていると本当に眼が覚める。 主人公のエリザベス・スパークル(デミ・ムーア)は、50歳を迎えたハリウッドのスター女優だ。舗道に名が刻まれ、テレビのエアロビクス番組も長年、放映されつづけている。 だが彼女は、番組を降板させられる。理由は年齢だ。道路際のビルボードから自身…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全1146字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。