〔グラフの声を聞く〕関税の裏目的は多国籍企業への課税=市岡繁男
エコノミスト 第103巻 第13号 通巻4867号 2025.5.6
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第13号 通巻4867号(2025.5.6) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全578字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (308kb) |
| 雑誌掲載位置 | 98頁目 |
「大手製薬会社は法人税率が低い国で生産した製品を米国で販売し、米国での法人税を逃れている。関税の主目的は、こうした企業の海外生産を米国に戻し、米国経済を犠牲にしたシステムを終わらせることだ。第2の目的は、企業が輸入を決定した際に、その利益率に課税することにある。これにより企業は、海外に匿(かくま)われた利益に対しても税金を支払うことになる」。米金融サイト(wolfstreet.com)の記述だ。 …
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