〔特集〕２０２５世界経済入門 米中の行方 米「化石回帰」で脱中国依存 新エネルギーの開発失速懸念＝野木森稔
エコノミスト 第１０３巻 第１０号 通巻４８６４号 2025.4.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０３巻 第１０号 通巻４８６４号（2025.4.8） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1766字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （272kb） |
| 雑誌掲載位置 | ４３頁目 |
トランプ米大統領の「化石燃料回帰」は脱炭素技術に使う重要鉱物の必要性を減らし、その供給を担う中国への依存度低下につながるもののリスクがつきまとう。 米国では「脱・脱炭素」の動きが加速している。トランプ大統領は1月、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の離脱を発表し、電気自動車（EV）の促進策を廃止する大統領令に署名した。こうした動きは、鉱物資源、とくに重要鉱物といわれる資源のサプライチェー…
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