〔学者が斬る・視点争点〕胎児期の環境と子どもの発達＝森啓明
エコノミスト 第１０３巻 第７号 通巻４８６１号 2025.3.11
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０３巻 第７号 通巻４８６１号（2025.3.11） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2699字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （668kb） |
| 雑誌掲載位置 | ５０〜５１頁目 |
働く妊婦のストレスを軽減するには、産前休業の拡充が有効な施策となりうる。 ◇妊婦のストレスは胎児に影響 出生時の体重は、胎児期の栄養状態と新生児の健康状態を評価する上で重要な指標である。世界保健機関（ＷＨＯ）は、出生体重が２５００グラム未満の新生児を低出生体重児と定義している。日本では新生児の約10％が低出生体重児として生まれ、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）加盟国の平均である約６％を大きく上回る。…
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