〔アートな時間〕映画 太陽と桃の歌 桃農園を撃つ資本主義の圧力 悲しみを少女の視点から描く=勝田友巳
エコノミスト 第103巻 第1号 通巻4855号 2025.1.7
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第1号 通巻4855号(2025.1.7) |
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ページ数 | 2ページ (全1131字) |
形式 | PDFファイル形式 (1396kb) |
雑誌掲載位置 | 104〜105頁目 |
鉄道で地方の田園地帯を旅していたら、太陽光発電用の黒いパネルが一面に並んでいる光景に突然出くわして驚かされた。環境に優しいはずの再生エネが、一方で景観を破壊する皮肉。日本では過疎地域や耕作放棄地が“浸食”されているが、このスペイン映画では家族経営の小規模農家が、ソーラーパネルに生活を奪われようとしている。映画に描かれるのは美しい自然の中に起きる3世代の家族の小さな悲劇だが、世界中で大きくなる資本…
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