〔特集〕日本経済総予測２０２５　能登半島地震　小規模・分散型「復興」へ　インフラ偏重脱却の試金石＝菅野拓
エコノミスト　第１０２巻　第３７号　通巻４８５４号　2024.12.24

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掲載誌	エコノミスト　第１０２巻　第３７号　通巻４８５４号（2024.12.24）
ページ数	1ページ　（全1913字）
形式	PDFファイル形式　（301kb）
雑誌掲載位置	３１頁目

　日本の災害復興は戦後や高度成長期に制定された法制度に基づくものが多く残っている。人口減少する今、新たな復興のかたちを模索する時だ。　今年1月1日に石川県能登地方を襲った能登半島地震からの復興は、今後の災害復興の試金石になる。道路などインフラの復旧が進まない現実も指摘されるが、人口が著しく減少し少子高齢化が深刻化する地域では、人口増加を当てにできない復興を考えねばならないからだ。　人口増加を当てに…