〔特集〕日本経済総予測2025 令和のコメ騒動 25年半ばには価格沈静化も 高騰リスクはらむ構造問題=稲垣公雄
エコノミスト 第102巻 第37号 通巻4854号 2024.12.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第37号 通巻4854号(2024.12.24) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1798字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (181kb) |
| 雑誌掲載位置 | 34頁目 |
コメ価格の自由化は進んだが、生産量目標を固定する政策はそのままだ。そうした現行制度の課題がコメ価格の高騰として表れた。「コシヒカリ」5キログラムの今年11月の店頭小売価格(東京都区部)は、総務省「小売物価統計調査」によると3985円となった。前月比で1.05倍、前年同月(2422円)比では1.65倍となり、特に今夏以降の値上がりが激しい。2024年産の出荷が始まっても、高止まりの傾向が続く。過去…
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