〔アートな時間〕映画 アイミタガイ 親友の死を契機に人がつながる 水彩画のようなやさしい群像劇=野島孝一
エコノミスト 第102巻 第32号 通巻4849号 2024.11.5
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第32号 通巻4849号(2024.11.5) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1105字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (962kb) |
| 雑誌掲載位置 | 100〜101頁目 |
「アイミタガイ」とは、「相身互い」のことだ。お互いさまだから気にしないで、という日本人のやさしさが込められた言葉で、この映画も日本人の繊細な感情に彩られている。 中部地方の都市でウエディングデザイナーとして働く梓(黒木華)は、親友だったカメラマンの叶海(藤間爽子)が事故死したことにショックを受けている。梓にはサラリーマンの恋人(中村蒼)がいるが、結婚には踏み切れていない。梓は叶海が死んだとわかって…
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