〔書評〕読書日記 多種多様な法廷を傍聴 現役弁護士による旅行記=楊逸
エコノミスト 第102巻 第32号 通巻4849号 2024.11.5
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第32号 通巻4849号(2024.11.5) |
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ページ数 | 1ページ (全1407字) |
形式 | PDFファイル形式 (267kb) |
雑誌掲載位置 | 59頁目 |
×月×日『ぶらり世界裁判放浪記』(原口侑子著、幻冬舎、2420円)は、若き有能な弁護士が東京の法律事務所をやめて旅に出て、行った先々の国で法廷を傍聴するいっぷう変わった旅行記だ。 きっかけとなった「裁判所を見に行こうと思って」の一言は、旅行中のエチオピアで予定を聞かれ、半ば「思いつき」で発したそうだ。しょせん一観光客であり言葉の壁もあった。それでも法廷に座ってあたりの情景をスケッチで「記録」するよ…
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