〔特集〕セブン・ショック 日鉄のＵＳスチール買収 米国内で進む「分断」の産物 「労組の同意」が政治を動かす＝黒澤広之
エコノミスト 第１０２巻 第３２号 通巻４８４９号 2024.11.5
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０２巻 第３２号 通巻４８４９号（2024.11.5） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1590字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （313kb） |
| 雑誌掲載位置 | ３１頁目 |
経営陣と株主が了承する「友好的買収」で、かつ社員や自治体首長が賛成する中、労組が立ちはだかる。 日本企業の海外企業買収に横やりが入る目下の事例が、日本製鉄による米国鉄鋼大手USスチールの買収だ。2023年12月にUSスチール取締役会が日鉄の買収提案に賛同し、今年4月の臨時株主総会では投票数の98％で賛成が投じられ承認された。経営陣と株主が了承する「友好的買収」ながら、大統領選挙と絡んだ政治問題に…
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