〔書評〕『21世紀未来圏 日本再生の構想 全体知と時代認識』 評者・高橋克秀
エコノミスト 第102巻 第28号 通巻4845号 2024.9.17
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第28号 通巻4845号(2024.9.17) |
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ページ数 | 2ページ (全1210字) |
形式 | PDFファイル形式 (485kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 寺島実郎(日本総合研究所会長) 岩波書店 2860円 ◇染みついた「官製資本主義」 アベノミクス総括が不可欠評者 日本のGDP(国内総生産)が世界に占める割合は2023年には4%にまで低下した。全盛期の1994年には18%であったから、衰勢は隠せない。それとも、64年の東京オリンピックの時も4%台であったから、干支(えと)が一回りして歴史的な定位置に戻ったのだろうか。 著者の寺島実郎氏は…
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