〔書評〕旧刊再読 『黒字亡国』(三国陽夫著) 日本が陥った経常黒字の罠=編集部
エコノミスト 第102巻 第23号 通巻4840号 2024.7.30
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第23号 通巻4840号(2024.7.30) |
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ページ数 | 1ページ (全882字) |
形式 | PDFファイル形式 (293kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
黒字は善、赤字は悪──民間企業の経営における概念が、国際収支統計では通用しない。 国際収支統計とは、対外的な取引を体系的に記録した経済指標。中でも重要な項目が、海外とのモノやサービス、配当・利子の受け渡しなど経済取引全般の状況を示す経常収支だ。経常黒字の定着や増額が、国内のデフレ傾向を強める要因になったと論じたのが、三国陽夫著『黒字亡国』(文春新書)である。 2023年の経常収支は21・3兆円の…
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