〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/187 緊急地震速報の「空振り」 「見逃し」防ぐためにも不可避
エコノミスト 第102巻 第20号 通巻4837号 2024.7.2
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第20号 通巻4837号(2024.7.2) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1285字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (660kb) |
| 雑誌掲載位置 | 83頁目 |
石川県能登地方で6月3日午前6時31分に地震が発生し、輪島市や珠洲市で最大震度5強を観測した。地震の規模は速報値でマグニチュード(M)5・9だったが、地震波検知の5・3秒後に「富山湾を震源とするM7・4の地震」と推定し、東北から関東、近畿に至る広い範囲に緊急地震警報が響いた。 M7・4は1月1日に発生したM7・6の地震に匹敵する規模であり、筆者も能登半島沖の活断層がさらに割れたのかと緊張した。た…
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