〔特集〕物価・金利・円安 成長と自由 経済学が促す過剰な所有意識は幸福を損ねる危険性を高める=水野和夫
エコノミスト 第102巻 第20号 通巻4837号 2024.7.2
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第20号 通巻4837号(2024.7.2) |
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ページ数 | 1ページ (全1517字) |
形式 | PDFファイル形式 (310kb) |
雑誌掲載位置 | 33頁目 |
日本に「金利のある世界」が復活して、1991年のバブル崩壊以前の経済社会に回帰するという人がいる。しかし私はいずれゼロ金利、ゼロインフレ、ゼロ成長に戻ると思う。経済成長が本当に人々を幸福にするのか、原点に立ち返って考えてみたい。 今、日本経済の実力を示す潜在成長率は約0・6%。潜在成長率は、経済に中立的な金利(名目金利−期待インフレ率)と読み替えることができる。これを三つの構成要素に分解すると、…
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