〔ザ・マーケット〕穀物 受粉期に向け天候注目=小菅努
エコノミスト 第102巻 第16号 通巻4833号 2024.5.28
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第16号 通巻4833号(2024.5.28) |
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ページ数 | 1ページ (全431字) |
形式 | PDFファイル形式 (391kb) |
雑誌掲載位置 | 61頁目 |
米シカゴ穀物先物相場は安値から切り返している。トウモロコシは昨年12月以来、大豆は今年1月以来の高値を更新している。米国の良好な作付け環境が上値を抑えていたが、5月に入って天候リスクのプレミアムが加算されている。ブラジル南部で大洪水が発生し、穀物の生産や流通に大きな混乱が生じた可能性が高く、米穀倉地帯でも豪雨による作付け作業の停滞が警戒されている。ただし、価格上昇で農家による売りの拡大が上値を抑…
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