〔書評〕読書日記 「容赦なさ」は批評でなく「生きる」ことも損なう=ブレイディみかこ
エコノミスト 第102巻 第6号 通巻4823号 2024.2.27
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第6号 通巻4823号(2024.2.27) |
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ページ数 | 1ページ (全1397字) |
形式 | PDFファイル形式 (240kb) |
雑誌掲載位置 | 63頁目 |
×月×日 批評とは何か? 批評に未来はあるか? そうした言葉が飛び交う状況にあって、『批評と生きること 「十番目のミューズ」の未来』(片岡大右著、晶文社、2640円)は、「批評」と「生きること」の関係を再考する試みだ。 序文から、「批評精神の歴史とは、危機的時代の歴史であるということができる」という加藤周一の言葉が引用され、同時に、「批判の論理をあまりにも徹底的に適用するなら、(中略)もはや『世界…
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