〔特集〕金＆暗号資産　価格高騰でも金小売り活況　暗号資産取引の裾野も拡大＝谷道健太／荒木涼子
エコノミスト　第１０２巻　第６号　通巻４８２３号　2024.2.27

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０２巻　第６号　通巻４８２３号（2024.2.27）
ページ数	4ページ　（全2594字）
形式	PDFファイル形式　（1695kb）
雑誌掲載位置	１６〜１９頁目

　金と暗号資産の価格高騰が続く。価格上昇の要因や背景を探ると、日ごろ使っている通貨の価値にも行きつく。　年明け早々、東京都渋谷区の百貨店、新宿高島屋。入り口のディスプレー前で人々が撮影していたのは、金色に輝く『北斗の拳』のキャラクターの立像だった。脇には金製品の展示販売会「大黄金展」の看板。会場では販売員が鳴らした純金仏具「おりん」の音色が響き、小判売り場で支払いを済ませた客に販売員が礼を口にして…