〔東奔政走〕派閥解散は「英断」か「暴走」か 裏金国会へ賭けに出た岸田首相=伊藤智永
エコノミスト 第102巻 第4号 通巻4821号 2024.2.6
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第4号 通巻4821号(2024.2.6) |
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ページ数 | 2ページ (全2109字) |
形式 | PDFファイル形式 (1573kb) |
雑誌掲載位置 | 40〜41頁目 |
通常国会が始まった。自民党の派閥解散を巡り政界は大混乱。岸田文雄首相の退陣があってもおかしくない波乱必至の幕開けである。 不穏な前途への予兆は、さっそく異例の国会日程に表れた。通例なら1月26日の開会式後に行われるはずの首相による施政方針演説が30日にずれ込み、初日は儀式だけで終了。演説の前に29日、衆参両院の予算委員会で政治資金パーティー裏金事件を巡る集中審議が行われる。「当たり前のように国政…
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