〔特集〕円高の幻想 コンセンサスを疑え 米国のインフレ期待は高く 実体経済も市場予想より強い=重見吉徳
エコノミスト 第102巻 第4号 通巻4821号 2024.2.6
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第4号 通巻4821号(2024.2.6) |
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ページ数 | 2ページ (全2353字) |
形式 | PDFファイル形式 (747kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
インフレは鈍化して米国は利下げに向かうとの予想が年初から世界の資産市場を押し上げているが、本当にそうだろうか。 2023年の終盤以降、世界の資産市場は浮揚している。その主たる背景は「米国のインフレが鈍化する」との見通しであり、これと整合性を持つ「米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ」の観測であろう。 昨年12月に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による政策金利見通し(中央値)…
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