〔独眼経眼〕雇用データを見れば米の利上げはもうない=藤代宏一
エコノミスト 第101巻 第41号 通巻4816号 2023.12.12
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第41号 通巻4816号(2023.12.12) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1073字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (2059kb) |
| 雑誌掲載位置 | 92頁目 |
賃金由来の高インフレに直面してきた米国は、FRB(米連邦準備制度理事会)の果敢な金融引き締めにより、ようやくインフレ沈静化のゴールが見えてきた。 過去数カ月、雇用統計は労働市場が量・質ともに正常化しつつあることを示している。概観すると、雇用者数は緩やかに増加、失業率は小幅に上昇、平均時給は下向きの曲線を描き、労働参加率はならしてみれば上昇傾向を維持している。ソフトランディングを「緩やかな景気減速…
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