
〔書評〕歴史書の棚 中国の理解に欠かせない「龍」の世界を堪能する=加藤徹
エコノミスト 第101巻 第41号 通巻4816号 2023.12.12
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第41号 通巻4816号(2023.12.12) |
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ページ数 | 1ページ (全971字) |
形式 | PDFファイル形式 (297kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
来年は辰年。池上正治『龍の世界』(講談社学術文庫、1265円)は、年賀状の龍の絵を探している人にもお勧めだ。本書は2000年刊『龍の百科』を加筆修正し画像を追加した文庫本の新刊である。 中国人と龍の歴史は長い。6000年前の新石器時代、紅山文化の遺跡からは羊脂玉(ようしぎょく)の龍が出土している。同じ新石器時代の彩陶や黒陶には、別の風格の龍の紋様が描かれている。4000年くらい前、黄河の治水に成…
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