
〔FOCUS〕1ドル=150円超へ 日銀が長短金利操作を再修正 円安圧力の緩和には力不足=多田出健太
エコノミスト 第101巻 第39号 通巻4814号 2023.11.14
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第39号 通巻4814号(2023.11.14) |
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ページ数 | 2ページ (全1203字) |
形式 | PDFファイル形式 (736kb) |
雑誌掲載位置 | 13〜14頁目 |
日銀は10月30〜31日の金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用の一層の柔軟化を決定した。長期金利の上限は1・0%をめどとしつつ、指し値オペの運用を見直し、これまでのように長期金利の上限を1・0%で厳格に抑えるのではなく、1%を一定程度上回ることを容認した。ただ、今年に入って続いていた円安圧力を緩和するには力不足とみられ、ドル・円相場は実際、日銀の政策修正…
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